チャンスを与えられる場だから、新たな食のニーズが実現できる

食品部門

営業職
(大手製パンメーカー担当)

2014年入社

学生時代、焼肉店でアルバイトをした経験から、油がおいしさのカギになっていることを実感。油脂メーカーに注目して就活をスタート。ヒット製品を作りたいという意気込みで入社した後、大手製パン会社の営業を担当するなかで、1年目で大きな仕事の相談を受けます。営業として、どんな思いで製品づくりに関わっているのか、その挑戦について聞きました。

既製品の提案に
とどまらない仕事

食品部門で、営業としてマーガリンやショートニングなどあらゆる食品油脂の提案を行っています。営業というと、すでに開発された製品を提案するイメージがありますが、実はそれだけにとどまりません。むしろ、最近はクライアントの求める新製品にマッチする油脂を独自に開発するケースが増えています。このとき、クライアントのニーズを引き出して、他部署と共に新しい製品をプロデュースするのも私たちの役目。食の流行をリサーチし、パンや菓子にどう応用させるかを提案する仕事といえます。

私は大手製パン会社の担当をしています。ここは生産する製品のラインナップも豊富で、新製品の発売や製品のリニューアル機会も頻繁なクライアント。毎日のように足を運び、新たに求めている味の情報やニーズをキャッチすることから営業の仕事が始まります。相談を受けたら、社に持ち帰って他部署と連携を図り、試作品を製造。提案と修正を繰り返して、生産・販売まで関わります。担当先には競合する油脂メーカーも出入りしているので、販売にまで至るのは簡単ではありません。そんななかで自分の関わった製品がずらりと店頭に並んだときに、大きなやりがいを感じます。

1年目から
新製品の提案に挑戦

入社1年目のこと、スーパー向けのジャムパンに入れるスプレッドマーガリンを新しくしたい、という相談を受けました。このパンは通常よりもスプレッドマーガリンの使用量が多いため、受注できれば数量も大きくなります。私は技術部の製パンスタッフや開発スタッフと意見を出し合い、5案の試作品を持って挑みました。しかし、結果としてこのときは不採用。その後、競合メーカーに話しが持ちかけられている情報が耳に入りました。あきらめきれなかった私は、上司に相談して再提案を申し出ると、「やってみたら」との後押しが!

再び担当先に試作品を持っていくと、話が進み、4回ほど提案を繰り返した後に採用となりました。このときは、めげずに再提案したことが受注につながったのだと思います。知識も足りないなかで、他部署にアドバイスをもらったこと、上司に任せてもらえたことが勝ち取れた理由。入社前、新製品に関われる、という話は聞いていましたが、こんなに早くその日が来るとは思ってもみませんでした。これも、1年目からチャンスを与えられたおかげです。現在は担当先も増え、和菓子という新しい分野にも挑戦しています。

新しい食品の
可能性を拓く
油脂のチカラ

食品業界は、トレンドの移り変わりや技術の進歩がめまぐるしい世界です。入社当時、油脂に求められるのはコクで、バターに近い食感がトレンドでした。しかし、いま、油脂にも機能性が必要な時代。例えば、サンドイッチ用のパンに練りこむマーガリンがパンの水分を保持したり、パンがつぶれるのを防ぐ役割を果たしているのです。ミヨシ油脂は、こうした機能性油脂の開発を得意としています。

いまや油脂が使われていない食品を探すことのほうが難しいもの。世の中が新しい食感や味わいを求めるとき、油脂が力を発揮する機会は増えています。私たち営業は、油脂の知識を増やすだけでなく、製品全体の設計を知り、食のニーズをアップデートすることが大切です。つまり、それだけ食の幅広い分野に関わっています。食に興味のある人にとって、これほどのおもしろさはありません。次なる食のトレンドをつくる醍醐味を、一緒に味わってみましょう。

INTERVIEW そのほかの先輩社員インタビュー

  • 食品部門

    営業職(大手製パンメーカー担当)

    2014年入社

  • 食品部門

    研究開発職(応用開発)

    2009年入社

  • 食品部門

    マーケティング職

    2016年入社

  • 油化部門

    営業職(化成品担当)

    2011年入社

  • 油化部門

    研究開発職(基礎研究)

    2001年入社

  • 生産部門

    エンジニア職

    1995年入社

  • 生産部門

    製造職(食品・東京工場)

    2015年入社

  • 生産部門

    製造職(油化・名古屋工場)

    2013年入社

MIYOSHI OIL & FAT CO.,LTD.