ミヨシ油脂株式会社(本社:東京都葛飾区、代表取締役社長兼CEO兼CBO:三木逸郎)は、2023年12月18日にマレーシア投資貿易産業省(以下、「MITI」)大臣およびMalaysian Investment Development Authority(マレーシア投資開発庁、以下「MIDA」)と会談を実施しました。

マレーシア投資貿易産業省(MITI)大臣 Tengku Datuk Seri Utama Zafrul Tengku Abdul Aziz 【左から6番目】
MIDA最高経営責任者(CEO) Datuk Wira Arham Abdul Rahman【左から9番目】
ミヨシ油脂代表取締役社長兼CEO兼CBO 三木逸郎【左から7番目】

◆本対談の概要

ミヨシ油脂は、業務用加工油脂メーカーとして、加工油脂の研究開発・製造・販売を行っています。主力事業の一つであるグリセリン※を原料とした製品の生産体制強化のため、2023年6月8日に現地子会社MIYOSHI OIL & FAT MALAYSIA SDN.BHD.を設立し、マレーシアでの製造拠点確保を重要戦略の一つとして取り組んでいます。 2023年12月18日にMITI大臣およびMIDA最高経営責任者が来日され、マレーシアでの事業用地取得、工場建設(以下「本工場」)及び製造ライセンス取得に向けて当社CEOと会談を実施しました。
・ミヨシ油脂代表取締役社長兼CEO兼CBO 三木逸郎コメント
ミヨシ油脂は、マレーシア政府などの協力を得て現地子会社を設立しました。今後当社の主力製品であるグリセリンの生産拠点としていきます。お客様のグローバルサプライチェーン構築に対応するとともに、マレーシアの産業発展や持続可能な社会の実現にも貢献していきます。

・MIDA最高経営責任者(CEO) Datuk Wira Arham Abdul Rahman氏コメント
ミヨシ油脂によるこの注目すべきマレーシアへの投資は、同社の油脂化学工業における尊敬すべき地位と、研究開発における称賛すべき能力を考えると、特別な意味を持ちます。マレーシアの「新産業マスタープラン2030(NIMP)」および「化学産業ロードマップ2030」は、油脂化学分野の強化、油脂化学における専門的活動の発展、同業界のバリューチェーン全体の強化に焦点を当てていますが、この投資は明らかにこれらに適合するものです。ミヨシ油脂のような日本の投資家が確信を持ってマレーシア国内の事業を拡大することは、国内に豊富な人材および資源、原料を持つこの国の魅力をさらに高めることになります。

・本工場の概要

稼働開始予定:2025年4月
所在地:Jalan Teruntum3, Kawasan Perindustrian Tanjung Langsat,81700, Pasir Gudang, Johor,Malaysia
敷地面積:約22,000㎡
現地子会社:MIYOSHI OIL & FAT MALAYSIA SDN.BHD.

◆MIDAについて

マレーシア投資開発庁(MIDA)は、投資貿易産業省傘下の主要政府投資促進機関です。その主な役割は、製造業及びサービス業において対マレーシア投資を促進することで、本部を首都クアラルンプールに持つほか、国内に12事務所、海外に21事務所あります。MIDAは昨今の技術革新の時代の中のビジネス機会を捉えるための戦略的パートナーであり続けます。https://www.mida.gov.my/

◆補足説明

※グリセリン…ミヨシ油脂独自の精製技術を用いて製品化し、トイレタリーや化粧品の他、香料、医薬品、食品の添加剤として活用することができます。

【お客様・報道関係者からのお問い合わせ先】

ミヨシ油脂株式会社 経営企画室 コーポレート・コミュニケーション課
担当:堀越
e-mail:info@miyoshi-yushi.co.jp