会社概要

会社概要

会社名 ミヨシ油脂株式会社
創立 1921年11月
資本金 9,015,191,284円
本社所在地 〒124-8510 東京都葛飾区
堀切4-66-1
設立 1937年2月

事業案内

食品事業 マーガリン、ショートニング、ラード、粉末油脂、ホイップクリーム、その他食用加工油脂の製造販売
油化事業 脂肪酸、グリセリン、工業用石鹸、その他工業用油脂、繊維用処理剤、消泡剤、香粧品原料、重金属捕集剤、重金属固定剤、その他各種界面活性剤の製造販売

経営理念

人によし、社会によし、未来によし。

油脂の力を活かした“ものづくり”を通して、
すべての人から信頼される企業であり続けることを目指します。

よし
私たちは一人ひとりの生活者、お取引先、社員、株主、その他事業に関わるすべての人を尊重し、また、人と人の繋がりを大切にします。
社会よし
私たちは常に誠実に事業を行うことを旨とし、ものづくりを通して社会に貢献し、信頼され、必要とされる存在であり続けます。
未来よし
私たちは不断の創意工夫を重ね、新しい価値のあるものを生みだし、健やかで豊かな未来の創造に貢献します。

沿革

1921年
(大正10)
繊維工業用石鹸の製造を目的としてミヨシ石鹸工業合資会社を設立
1937年
(昭和12)
ミヨシ化学興業株式会社に改組、脂肪酸、繊維油剤を製造
1941年
(昭和16)
東京工場においてマーガリンの製造を開始、食品分野に進出
1949年
(昭和24)
ミヨシ油脂株式会社に社名変更
東京証券取引所市場第一部に上場
大阪出張所(現 大阪支店)を開設
1950年
(昭和25)
名古屋出張所(現 名古屋支店)を開設
高級アルコールおよび粉末石鹸の製造を開始
1960年
(昭和35)
神戸工場に合成洗剤・食用油脂・工業用油脂製造設備を建設
1962年
(昭和37)
九州営業所(現 福岡支店)を開設
1967年
(昭和42)
名古屋工場に合成洗剤・化成品・食用油脂製造設備を建設
1971年
(昭和46)
鐘紡(株)(現 クラシエホールディングス㈱との共同出資により、カネボウ石鹸製造(株)を名古屋工場内に設立、化粧石鹸およびシャンプー類の製造を開始
1972年
(昭和47)
米国マレット社との合弁により、日本マレット(株)を設立、離型油および関連機械の製造販売を開始
大洋漁業(株)(現 マルハニチロ(株))との共同出資により、食用油脂の製造を目的とする(株)大洋ミヨシ千葉精油所を設立
1975年
(昭和50)
重金属吸着用キレート樹脂を開発し、販売を開始
1980年
(昭和55)
東京工場にホイップクリーム工場が完成し、販売を開始
1986年
(昭和61)
玉の肌石鹸(株)との共同出資により、ミヨシ(株)(現 ミヨシ石鹸(株))を設立、家庭用トイレタリー商品の販売を開始
1988年
(昭和63)
千葉工場の粉末油脂製造設備稼働
1989年
(平成元)
東京に食油技術センター、名古屋工場内に油化技術センターが完成
1991年
(平成3)
動・植物油脂類の保管事業を目的とする日本タンクターミナル(株)を系列化
マレーシアの脂肪酸製造会社パームオレオ社に資本参加
1992年
(平成4)
(株)大洋ミヨシ千葉精油所を吸収合併、千葉工場に併合
1995年
(平成7)
阪神淡路大震災発生、神戸工場被災、直ちに復旧に着手
1996年
(平成8)
石鹸事業を分離し、ミヨシ石鹸製造(株)(現 ミヨシ石鹸(株))を設立
1998年
(平成10)
神戸工場に新マーガリン工場が完成
1999年
(平成11)
名古屋工場の食品部門を神戸工場に移管
2001年
(平成13)
東京に食品研究所(現 食品油脂研究所)を設立
2002年
(平成14)
千葉工場内に新マーガリン工場が完成、東京工場のマーガリン部門を千葉工場に集約
2003年
(平成15)
販売子会社4社を合併し、ミヨシ商事(株)を設立
2016年
(平成28)
スウェーデンのAAK社と合弁会社AAK ミヨシジャパン株式会社を設立し、チョコレート油脂事業に参入
神戸工場に新精製工場が完成
2019年
(令和元)
油脂の力を活かした“ものづくり“を通して、人との繋がりを大切にする空間をコンセプトとした施設「Café Margapane(カフェ・マルガパーネ)」をオープン(2023年7月閉店)
2020年
(令和2)
神戸工場で製造過程で発生する排水より再生可能エネルギーを発生させ、発電・売電を開始
2021年
(令和3)
創立100周年

ミヨシ油脂行動規範

「ミヨシ油脂行動規範」は、ミヨシ油脂の経営理念である「人によし、社会によし、未来によし。」を実現するための行動指針およびミヨシ油脂が目指す「ウェルビーイング経営※」を具体的な行動にあらわしたものです。
ミヨシ油脂グループの役員および従業員は、この行動規範に基づき、事業活動と地域社会や国際社会との調和を図りつつ、油脂産業を通じた生活文化の向上と環境保全に資することを、お客様をはじめとするすべての生活者、取引先、株主、その他事業に関わるすべての人に約束し、一層の企業価値の向上を目指します。

※ ウェルビーイング経営:役員および従業員が肉体と精神面、また社会的な面でも満たされるように組織の環境を整える経営のことを「ウェルビーイング経営」と言い、ミヨシ油脂グループは役員および従業員の幸せに焦点を当てた、現場・最前線が主役のウェルビーイングファーストな経営を目指しています。

第1章 総則

  • (法令遵守・グローバルスタンダードの尊重)

    第1条 私たちは、一人ひとりが当社の社会的責任を自覚し、当社の企業活動全般において日本および事業が関係する外国法令の遵守のみならず地域社会や国際社会からの期待、社会通念に適合した行動をとることが、私たちの健全な事業発展に不可欠であると認識し、日常の業務を行います。
  • (誠実労働義務)

    第2条 私たちは、就業規則に定められている様々な義務に基づき、誠実に業務に取り組みます。会社との信頼関係を維持し、会社の利益を侵害するような行為を行いません。
  • (役員・管理職の責務)

    第3条 私たちのうち役員・管理職に該当する者は、この行動規範を自らが遵守するのみならず、自身の責務を十分に理解し、職場環境づくりや、部下の指導、育成を積極的に行います。
    万が一、法令や規範に反する行為が判明した場合には、原因究明をして再発防止策を徹底的に行います。
  • (行動規範への支持)

    第4条 私たちは、自らがこの行動規範に基づいた行動を行うとともに、すべてのビジネスパートナーがこの行動規範を支持してくださるように継続して働きかけます。

第2章 会社から従業員へ約束すること

  • (職場環境の整備)

    第5条 当社は、すべての職場環境を、ゆとりと豊かさを実現した働きやすいものにします。
    関係法令を遵守し、適正な賃金を支払い、安易に長時間労働を強いることなく、休暇の確実な取得を働きかけます。
  • (多様性の尊重)

    第6条 当社は、従業員の人格、個性、価値観等の多様性を最大限に尊重します。人種、国籍、宗教、性別、性的指向・性自認、年齢、社会的身分、障がいや傷病の有無、身体的特徴等を理由とする差別やハラスメントは許しません。従業員には機会を公平に与え、公正な評価を行い、自由闊達で創造性を発揮できる企業風土を目指します。
  • (安全・衛生の確保)

    第7条 当社は、労働安全衛生法、食品衛生法等の関係法令および各種規制を遵守し、従業員の安全・衛生確保に細心の注意を払い、労働災害の撲滅に努めます。従業員一人ひとりが心身ともに健康で幸せであり続けるために、健康経営を推進します。
  • (結社の自由・団体交渉権)

    第8条 当社は、結社の自由を認め、労働組合と充実したコミュニケーションを図ります。円滑な事業運営のため、相互信頼に基づく良好な労使関係を確立します。
  • 第3章 働く環境・仲間へ約束すること

    • (会社資産・財産の管理)

      第9条 私たちは、会社の資産・財産を大切に取り扱い、適正に管理します。公私の区別をし、会社資産・財産を私的用途に流用するなど、業務目的以外には使用しません。
    • (情報の管理)

      第10条 私たちは、会社の秘密情報や、業務上知り得た取引先、同業者等の情報を漏えいしないよう厳重に管理します。社内の個人情報についても同様に扱います。
      これらの情報は、在職中のみならず退職後も正当な目的以外に使用しません。
      不正な方法により取得したおそれのある情報などは使用しません。

    第4章 顧客・取引先へ約束すること

    • (製品の安全性と品質)

      第11条 私たちは、顧客満足を常に心がけ、製品安全と品質保証の管理体制を強化し、適切な情報提供に努め、安全・安心で信頼性の高い製品を供給します。
    • (公正かつ自由な競争)

      第12条 私たちは、顧客、取引先、同業者との間に、常に透明かつ公正な関係を築き、社会通念に従った公正な取引を行います。独占禁止法等の関係法令を遵守し、談合やカルテル行為等の公正かつ自由な競争を阻害する行為やそれと疑われるような行為は一切行いません。
    • (知的財産権の保護)

      第13条 私たちは、知的財産権の重要性を認識するとともに、知的財産を適切に活用します。他者の知的財産権を尊重し、侵害や不正使用を行いません。
    • (優越的地位濫用の禁止)

      第14条 私たちは、関係法令や契約に従って、取引先に対し常に対等な立場で誠実に取引を行います。私たちは、優越的地位を利用して取引先に不当な不利益を及ぼしません。また、調達業務等に関連して、利益供与や便宜供与を受けるなど、個人的な利益を追求しません。
    • (宣伝・広告)

      第15条 私たちは、当社製品の品質や仕様について、正確で誠実な宣伝・広告、その他の営業活動を行います。事実に反する表示・表現や、顧客に誤解を生じさせるおそれのある表示・表現は行いません。問い合わせ等があった場合には迅速に対応します。
    • (接待・贈答)

      第16条 私たちは、取引先等に対して正常な商習慣や社会通念を逸脱した接待や贈答を行いません。また、取引先等から社会通念を逸脱した接待や贈答は受けません。
    • (輸出入関連法規)

      第17条 私たちは、製品、技術等の輸出入取引について、外国為替及び外国貿易法その他国内外の関係法令による規制を遵守し、適正に実施します。

    第5章 社会・株主へ約束すること

    • (地域貢献)

      第18条 私たちは、油脂の力を活かした“ものづくり”を通して、社会に貢献します。企業市民として、地域に根ざした企業活動を行うとともに、社会貢献活動にも積極的に参加し、社会・経済・文化の発展に寄与します。
    • (安全確保)

      第19条 私たちは、製品の生産・製造から供給・販売に至るまで、安全確保を最優先事項として保安強化に取り組みます。
    • (反社会的勢力との関係遮断)

      第20条 私たちは、社会の秩序や安全を脅かす反社会的勢力との関係を断固拒絶し、排除します。その活動を助長する行為もしません。
    • (贈収賄禁止・腐敗防止)

      第21条 私たちは、国会議員、地方議員、官公庁または地方公共団体の役職員、外国公務員等との関係において、贈賄行為や癒着と誤解されるような言動を行わず、健全で節度ある関係を維持します。選挙・政治活動、政治献金に関しては公職選挙法、政治資金規正法等の関係法令を遵守します。
      寄付行為の実施に際しては必要性、妥当性を十分に考慮し、関係法令に従って行います。営業上の不正な利益を得るための利益供与、便宜供与と見られる接待、贈答品の提供その他合理的根拠のない処遇等は行いません。
    • (インサイダー取引の禁止)

      第22条 私たちは、インサイダー取引を許しません。職務や取引に関連して知り得た当社、関係会社および取引先の重要事実を知った場合、その情報が正式に公表されるまでは、当該会社の株式の売買等および、その情報を他人に漏えいせず、売買等を推奨することもしません。また、疑いを招く行為もしません。
    • (適正な情報開示、生活者との対話)

      第23条 私たちは、ともに未来に向かって一緒に歩む生活者の皆様に、会社の経営状況や私たちの取組みについての適時・適切な情報開示、そして対話を行って、生活者の皆様のご理解とご支持をいただけるよう努めます。
    • (人権の尊重)

      第24条 私たちは、国際的に認められた人権を理解し、事業活動にかかわるすべての人々の人権を尊重します。
      サプライチェーンを含む事業活動のすべてにおいて、強制労働や児童労働といった不当な労働を許しません。サプライチェーンを含む事業活動のすべてにおいて、一人ひとりの尊厳と価値を尊重します。
    • (地球環境への配慮)

      第25条 私たちは、事業が地球環境に及ぼす影響に十分配慮し、積極的に環境負荷低減および環境課題解決へ貢献します。
      気候変動や原材料調達における環境への配慮を行い、持続可能な生産を行います。

    第6章 補則

    • (適用範囲)

      第26条 この行動規範は、ミヨシ油脂グループで働くすべての役員および従業員(パート、アルバイト、派遣社員を含む)に適用されます。

    2003年2月25日制定
    2023年2月24日改訂

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