ママパパ座談会
はたらくの、
裏側話します
面接では聞けない、飾らない本音を。
テーマを囲んで語り合った座談会をお届けします。
参加メンバー
井筒 昂さん
國分 直樹さん
経歴とミヨシ油脂に入社したきっかけなど、自己紹介
菅
学生時代は文学部で表象文化を学び、バレーボールサークルや野球場でのアルバイトにも熱中。いろいろな人や業界に関われそうだと思い、就職先には素材メーカーを選びました。現在は、マーケティング部で働きながら、2歳の息子を育てています。
井筒
大学では有機化学を専攻し、作ったものを五感で評価できる仕事を探しました。好きなテニスを続けられることも大事な条件(笑)。化学事業とテニス部のあるミヨシ油脂は、まさに希望どおりでした。現在は工業用石けんなどの研究開発を担当し、4歳、2歳、1歳の3人の子供を育てています。
國分
大学では植物生理学を学び、種苗業界と食品業界を中心に考えていました。食品を支える素材に興味があり、食品だけでなく日用品にも関われることに惹かれたんです。現在は千葉工場の生産管理を担当し、2歳の息子がいます。
菅
3人とも、専攻も入社理由もバラバラですね。私の場合は、人も決め手でした。どんな質問にも、人事担当者が一つひとつ丁寧に答えてくれて。「こんな社会人になりたいな」と思ったんです。そのときにもらった、手書きのメッセージ付きの石けんは、今も家にあります(笑)。
井筒
そこは同じですね。説明会で、人事担当者が仕事やテニス部について楽しそうに話す姿が印象的でした。
國分
入社前、内定者や人事部の社員と集まったとき、「ミヨシ油脂なら自然に馴染めそう」と感じたことも、最後のひと押しでした。
現在の仕事内容と、
子育てと仕事を両立するうえで工夫していること
菅
今の仕事は、ミヨシ油脂が運営する情報発信サイト「NEXT FOOD LAB」の運用や記事制作、お客様への提案などです。育児休暇から復職後は2時間の短時間勤務で、実働は1日5時間半ほどです。打ち合わせが続く日は、限られた時間をどう活用するかが大切になります。案件は複数人で担当し、誰がどこまで進めているかをこまめに共有しています。
井筒
分かります。私は工業用石けんなどの研究開発をしていますが、長時間かかる反応実験を朝一番に始め、合間にデスクワークを進めるなど、実験の順番を変えました。子どもが3人いる夕方は、食事、お風呂、寝かし付けと、まさに戦場。妻が一人で抱えないよう、帰る時刻は先に決めています。
國分
「朝、最初に何をするか」は大切ですよね。私が担当しているのは、生産予定の作成や原料管理です。息子を保育園へ送ってから出社するので、限られた時間で何を先に終えるかを考えます。原料発注を忘れないよう、Excelにアラートも追加しました。
菅
予定どおりにいかないのが、子育てですからね。
國分
本当にそうですね。保育園へ通い始めた頃は、息子の体調不良で急な対応が続きました。今は帰宅時や食事前の手洗いを家族で徹底し、体調管理にも気を配っています。
井筒
実験データもノートだけに残さず、オンラインストレージで共有しています。突然休むことになっても、ほかの人が状況を確認できる体制を整えました。
復職前後、育休取得前後で感じた不安やギャップ
菅
産前産後休業と育児休業で約1年半休むと決めたときは、「キャリアが途切れるのでは」「周りに置いていかれるのでは」と、不安を感じていました。でも復職すると、育児中であることを理解してもらいながら、仕事は変わらず任せてもらえたんです。出張にも行き、リーダー的な役割も担当して、「心配し過ぎていたかも」と思いました。
井筒
初めて育児休業を申し出た頃、周囲では長期間取得する男性社員はまだ多くありませんでした。遠慮して、まずは短めにと相談したら、上司から「それだけでいいの? もっと取ったら?」と言われて。思い切って1カ月取得することができました。
國分
千葉工場でも、当時は男性が1カ月以上取得した例は多くありませんでした。自分が交替勤務を抜けると周囲に負担を掛けるのでは、と相談前は緊張していました。
菅
実際に相談したとき、上司の反応はどうでしたか?
國分
上司は『まったく問題ないので取ってください』と、すぐに言ってくれました。代わりに入る人を早めに決め、引き継ぎの時間も作ってくれたので、安心して育児休業に入れました。1カ月が過ぎる頃も妻が大変そうだったため、再び相談し、さらに1カ月取得しました。今では男性の後輩が6カ月取得するケースもあります。
井筒
2人目の子どものときは3カ月、3人目は5カ月と延ばしました。人事部から手続きや制度の変更点をその都度説明してもらえたので、安心でした。育児休業を取る人が増え、取得期間も以前より相談しやすくなったと思います。
両立を支えている制度や職場のサポート、
育児をしながら働く中で感じるやりがい
國分
助かるのは「短時間勤務」と「時間単位年休」です。子どもの通院で急に休むときも、同僚に仕事を引き継げます。他部署の社員も私の退社時刻を覚えていて、「続きは明日にしましょう」と声を掛けてくれるんです。
井筒
私が活用しているのは「フレックスタイム制」と「時間単位年休」。子どもを幼稚園へ送り、会社に着けば、その時刻から仕事を始められます。時間を無駄にしないで済むのが、ありがたいですね。
菅
「短時間勤務」と「中抜け制度」を使っています。制度だけでなく、事情があるときにお互いに助け合えることも、本当にありがたいです。
國分
分かります。制度があっても、周囲の理解がないと活用しづらいですからね。子育てで仕事に使える時間が限られてから、「もっとスムーズに、安全にできないか」と工程や設備を見直すことが増えました。改善案を周りに相談しながら、少しずつ試していくのも面白いです。
井筒
「この時間までにここまで」と決めて動くので、段取りを考える力はかなり鍛えられました。
菅
復職後は、後輩にもいろいろな仕事を経験してほしいと思うようになりました。子どもは今も夜中に2、3回起きるので、毎日眠いんですけど(笑)。それでも息子の顔を見ると、「頑張ろう」と思えます。
國分
今も2、3回ですか。それは大変ですね……。
菅
楽ではありませんが(笑)。でも、そんな話を子育て中の同僚とするだけでも、気持ちが楽になります。
学生へのメッセージ
菅
最後に、就職活動中の皆さんへ。大変な時期ですが、今思うと、あれだけいろいろな会社を知り、実際に訪問できるのは就職活動ならではです。ミヨシ油脂は、店頭で社名を見ることは少ないですが、「実はここにも」と驚くほど幅広い食品や日用品を素材で支えています。業界にとらわれず、様々な会社に目を向けてみてください。
井筒
学生時代は正直、育児に関する制度をまったく見ていませんでした。働き始めてから、「ここも大事だったんだ」と気付くことがあります。親や先輩など、働いた経験のある人に「何を見ておくといい?」と聞いてみるのも役立ちます。
菅
そうですね。私の場合は、母が出産を機に退職していたこともあり、女性が長く働ける会社かを意識して考えていました。
國分
私は仕事内容だけでなく、内定者や人事部の社員と話したときの雰囲気も決め手でした。説明会などで社員と話したとき、自分がどう感じたかも、意外と参考になると思います。
井筒
3人だけでも、着眼点は全然違いますね。周囲と比べ過ぎなくてもいいと思います。行き詰まったときは、誰かと話すだけでも少し頭が整理されますよね。
菅
いろいろな人や会社に出会いながら、自分が「ここで働きたい」と思えるところを探してみてください。